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自動車のへこみ・傷修理に必要!板金とは何か・業者についても解説

2022/09/26

「板金ってどんな作業?」「板金はどこでしてもらえる?」
上記の疑問を抱える方は必見の記事です。板金とは何かを解説するだけでなく、板金を必要とするシチュエーションや利用可能な場所も紹介しています。
板金について詳しく知りたい、疑問を解決したい方はぜひご覧ください。

 

板金とは車の変形を元に戻す作業

 

板金とは「車の変形を元に戻す作業」を指します。
また、車の修理工場などでは板金に合わせて塗装も同時に行うので「板金塗装」と呼ばれるケースが多いです。

 

基本的に板金といえば変形してしまった車を元の形状に戻すため、パーツ交換などは行いません。
しかし、車の変形が激しく、パーツも交換を必要とする場合は行う場合もあります。
板金を行う際には専用の道具で変形してしまった部分をたたき、元の形に近づけていきます。

 

車に板金をすべき状況とは?

 

次に車に板金をするべき状況とはどのような状況かを解説していきます。
具体的には以下の3つです。

 

●    ①浅い傷が入った。
●    ②擦り傷ができた
●    ③小さなへこみ傷ができた

 

それぞれ解説していきます。

 

 

①浅い傷が入った

 

1つ目のパターンは浅い傷が入ったときです。
普段車を使用しているとさまざまな場面で浅い傷がついてしまいます。

 

具体的には走行中に小石が飛んできてぶつかってしまう、野生動物や子どもに引っ掛かれてしまう、などです。

これらの浅い傷は基本的にコンパウンドで目立たなくできます。
しかし、広範囲であったり思っていたより深い傷であったりする場合には放置すると錆びる原因にもなるので板金で修復するとよいでしょう。

 

②すり傷ができた


2つ目のパターンは擦り傷ができたときです。
擦り傷は車が右左折する際に縁石に軽く擦ってしまう場合や、何らかの原因でガードレールに軽く接触する際につく場合が多いでしょう。

 

先ほどの浅い傷同様に目立たなくできます。
しかし、擦り傷は広範囲にダメージをおっている場合が多く、状況が悪いと広範囲に深い傷を負っている場合もありえます。
ですので、錆び防止の観点からも板金で修理するとよいでしょう。

 

③小さなへこみ跡ができた


3つ目のパターンは小さなへこみ傷ができたときです。小さなへこみ傷は自身で何か物をぶつけてしまった場合や駐車していた隣の車のドアがぶつかったとき、縁石にのりあげてしまったときなど色々な場面が想定されます。

 

へこみ傷は塗装もはがれ、すぐに錆びついてしまう可能性もあるので早めに修理できるところに持っていくとよいでしょう。へこみ傷もまた板金での修理が可能です。

 

板金をしてくれる専門業者3つ

 

前述のような状況で板金で車の修正を行いたいと思ったときにどこに車に持って行けばいいのかを解説していきます。
具体的には以下の3つです。

 

●    ①車のディーラー
●    ②車の整備専門工場
●    ③板金屋

 

それぞれ解説していきます。

 

①車のディーラー

 

1つ目は車のディーラーです。ディーラーとはメーカーと特約店契約を結んでいる正規販売店を指します。

 

ディーラーに依頼する最も大きなメリットは品質がかなり高い点です。その一方で純正部品を使用したり、自社メーカーに精通していたりするため、かなり高額になってしまいます。

また、ディーラーは自動車整備専門工場に外注する場合もあり、仲介手数料を取られて価格が高額になってしまいやすいです。

しかし、仕上がりの品質はほかよりも高いので品質を重視する方はディーラーに頼むのがよいでしょう。

 

②車の整備専門工場

 

2つ目は車の整備専門工場です。
先ほどディーラーが外注する場合もあると述べましたが、直接整備専門工場に依頼すると仲介手数料なしでお願いできます。

 

さらに、車の整備専門工場はさまざまな車種やメーカーを扱っているので順製品のみを使用するよりも価格を抑えられます。
デメリットとしては整備士の腕次第で仕上がりが多少変わってしまうのです。

 

③板金屋

 

3つめは板金屋です。
板金屋で修理を行うメリットは金額を抑えられる点です。
また、営業時間が長い場合が多いので空いた時間に訪れるとよいでしょう。

 

しかし、店舗によっては技術に差があると不安定になってしまうデメリットもあります。
さらに、車の整備専門工場に外注する場合もあるので高額になってしまうかもしれません。
事前に確認してからお願いするようにしましょう。

 

板金のDIYはおすすめできない!

 

板金は自分で修理、つまりDIYができます。
小さい傷の場合市販の修理道具を用いて修理ができるように分かりやすい説明がついているものもあります。

 

今の時代ネットでやり方を解説しているところを見つけるとなおよいでしょう。何より価格を押さえて板金を行えます。

しかし、DIYでの板金はおすすめできません。
専門家が行うわけではないので、適切な処置、適切な道具を見極められるかが不確定です。

失敗するとかえって車を傷つけてしまうかもしれないので、自身のある方で無ければ先述の専門家に依頼するのがよいでしょう。

 

板金修理には車両保険を適用しよう

 

車両保険に入っていれば板金の費用を軽減できます。
車両保険は事故や子どものいたずらなどで車に傷がついた場合に保険金が下りる可能性があるものです。

 

もちろん、すべての場合に保険金が降りるわけではないので補償の範囲を確認しておくようにしましょう。

板金を業者に依頼すると少なからずお金がかかってしまうので車両保険に入っておくのが賢明でしょう。

 

まとめ

 

本記事では板金について解説していきました。
板金をするべき状況、板金をしてくれる業者について確認していきます。

 

板金をするべき状況は以下の3つです。
●    ①浅い傷が入った。
●    ②擦り傷ができた
●    ③小さなへこみ傷ができた

 

板金をしてくれる業者は以下の3つです。
●    ①車のディーラー
●    ②車の整備専門工場
●    ③板金屋

 

板金の費用を抑えるのは自身で行うか保険を使用するかですが、自身で板金を行うのはおすすめできません。本記事で板金について理解を深める機会になれば幸いです。

 

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