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車のへこみはDIYで修復可能!方法や注意点、業者との違いを紹介

2022/09/19

少しの不注意で車をぶつけてしまったときやうっかりものを車にぶつけてしまったときに起こりがちな車のへこみ。
「ちょっとぶつけただけなのに目立ってしまってげんなり…」といったこともよく起こります。

この車のへこみ、業者に頼むと高くつきそうで自ら修理してしまいたいといった方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、車のへこみを自分の家にあるもので直す方法について解説をしていきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

車のへこみ 業者で修理する?自ら修理する?

 

車の外観を損ねてしまうへこみ。
「少しのへこみ程度であれば自ら修理したほうが安いのでは?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自ら修理する場合、業者に修理を依頼する場合、それぞれによい点や難しい点が存在します。
それらをきちんと理解したうえで、どういった修理方法を選ぶのかを選択することが大切です。

そこでここからは、業者に頼む場合と自ら修理する場合のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
「車をへこませてしまった…」「自ら修理しようか迷っている」といった方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

車のへこみを業者で修理するメリットは?自らやるのとどう違う?

 

車のへこみを業者に修理してもらうメリットとしては「確実に修理できる」点が挙げられます。

 

業者に頼むと、「板金修理」といった手法でパーツやパネルを交換することなく、元のボディのまま綺麗にへこみの修復を行なってくれます。

そのため自らするよりも確実かつ安全に修理を行える点が魅力です。

難点としては、やはり自らするよりも費用が嵩んでしまう点が挙げられます。
また、修理を希望している方が多いと「順番待ち」が発生してしまうのも難しい点です。

安く、手っ取り早く修理をすませてしまいたい方には業者での修理は向かないかもしれません。

 

 

車のへこみを自ら修理できる?特に難しい点は?

 

車のへこみの程度が小さい場合は、自ら修理するのも可能です。

 

車のへこみを自ら直す最大のメリットは「修理費を安く抑えられる」ことにあります。
業者で板金塗装をしてもらうのに比較するとはるかに安い値段で修理が出来るうえ、順番待ちもありません。

一方でデメリットとして「表面的な傷以外の修復は難しい」ことが挙げられます。
素人ではわからないボディの内部的な損傷により、損傷がさらに拡大してしまう恐れがあります。

「自ら修理したいけど少し不安…」と感じる方は、一度業者に見てもらい、そのうえで自らの修理に臨むとよいでしょう。

 

 

車のへこみを自ら修理する方法

 

ここまで車のへこみ修理について紹介してきたように、車のへこみは程度が小さければ自らの修理が可能です。
しかし、方法を誤ってしまうとさらに損傷を広げてしまいかねません。

 

そのような事態を防ぐために、ここからは車のへこみを自ら修理する方法についてお話ししていきます。

 

 

必要な道具をそろえよう

 

車のへこみを自ら修理する場合には、まず適切な道具を揃える必要があります。

 

車のへこみ修理に必要な道具は以下の通りです。

ハンマー

へこんだボディの裏側から叩くことでへこみの修復を図る。

頑丈で扱いやすい樹脂製のハンマーを用いるのがよい。

※ハンマーを差し込むスペースがない場合は、無理に差し込むと損傷を拡大する恐れがある。

ドライヤー

へこんだ部分が樹脂製であった場合、ドライヤーで熱を加えることで修復しやすくなるときがある。

金属製のパーツには効果がない場合も。

※加熱による変形・変色に注意!

パテ

へこんだ部分を埋めて、一見へこんでいないように見せるといったアプローチが可能。

パーツやへこみの程度に合わせて多くの種類が公開されているので、自由度が高い。

上記の道具を用いても修理がうまくいかない場合は、業者に一度連絡してみるのが適切です。

 

 

車の修理を自ら行う手順

 

先述の道具を適切に用いることで、程度の小さいへこみであれば修復することが可能です。
修理を行う基本的な手順は以下の通りです。

 

1.    へこみを内側から叩く(ハンマー、ドライヤーや専用の工具を用いる)
2.    へこんでいた箇所を研磨・パテ塗り
3.    パテの上から周囲の色に合わせて塗装
4.    修理を行った部分以外の場所にマスキング
5.    全体を磨く

少々手間はかかりますが、修理した部位だけでなくほかのパーツにも塗装を行うことで、全体的にへこみ部分を目立たなくできます。

 

 

熱湯、吸盤でも修理できる?

 

インターネットなどを確認すると、「熱湯や吸盤でも修理できる」といった旨の記述を見かけます。

 

結論から言うと、熱湯や吸盤でもへこみ修理を行うのは可能ですが、より繊細さや丁寧さが求められます。

熱湯は車体を温めて形を変えやすくするといった点ではドライヤーと同じですが、範囲の限定が難しかったり塗装が剥げてしまったりといった扱いにくさが問題点です。

吸盤もハンマーと比較するとパワーや扱いやすさが劣るため、丁寧に操作を行う必要があるでしょう。

 

車のへこみを業者で修理するとどれくらいの費用が掛かる?

 

ここまで紹介してきた車のへこみですが、業者に依頼する場合にネックになるのが値段ですよね。

 

業者に頼んだ場合、へこみの程度に応じて修理方法や費用が変化します。
ここからは、業者に頼んだ場合の修理費用についてまとめていきます。

 

 

クイック板金の場合の相場は1万円弱~3万円強

 

へこみの程度が小さい場合、業者では「クイック板金」といった局所的な板金修理を行います。

 

修理する範囲や工数が少なく済むため価格を安く抑えられ、修理費用はおよそ1万円弱〜3万円強ほどになります。

クイック板金を行える車種は店舗によって限られている場合があるため、修理を依頼する際に一度確認しておきましょう。

 

 

本格板金の場合の相場は3万円弱~5万円弱

 

へこみの程度が大きく、大規模な修理を要する場合には、本格板金修理が行われます。

 

車体の広い範囲を修理し、ときには車体からボディを取り外さなければならないため、かかる費用も高額になります。

おおよその相場は3万円弱〜5万円弱となり、修理期間も長くなる場合が多いです。

 

まとめ

 

今回の記事では、車のへこみを修理する際の選択肢についてお話をしました。
自ら修理する場合でも業者に依頼する場合でも、メリットやデメリットがあります。

 

自ら修理する場合には手順や使い方に十分に注意し、難しそうな場合は業者としっかり相談するようにしましょう。

 

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